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4/06/2019

パワステ高圧ホースオイル滲み再発:3


パワステ高圧ホースオイル滲み再発:2 のつづきです。


パワステ側ポンプのパイプとアダプターの接着が完了し、到着が遅れていたニップルも届きましたので、車への組み込み作業を行いました。


ちなみに、ニップルのサイズは下記となります。

竹の子のップル:太い部分の径は10.4mm、細い部分の径は9.3mm
パンチニップル:太い部分の径は11mm、細い部分の径は9mm

今回は、予定していた通り、左側のパンチニップルを使うことにしました。





ただし、ホースバンドに関しては、ステンレス製の細いタイプを、近所のホームセンターで買い直しました。
購入済みのMONOTAROホースバンドもステンレスですし、十分な太さがあり丈夫だとは思うのですが、今回の目的には太すぎたようです。
※右がMONOTARO



ニップルをホースに叩き込み、ニップルの段差の細い部分にバンドが位置するように、しっかり締め込み、車両に組んでみました。



パワステフルードのエア抜き作業を行いましたが、現時点では漏れや滲みの発生はありません。



パワステフルードのエア抜きは、ハンドルフルロックを繰り返す作業ですから、実用と大差ない圧が掛かります。
Engを掛けた後のフルードの泡立ちもなく、しっかりとエア抜き出来た状態でフルロックを繰り返してみましたが、このメンテ時点では滲みの発生はありません。

これは予想以上の結果ですね。


接着剤のスペックを信じるならば、締め付け時に無茶な扱いをしない限り、アダプターの接着部分からの漏れは無いと予想していましたが、ニップルを締め付けるホースバンドがパワステポンプの圧力に耐えられないと考えていました。

後々考えると、MONOTAROホースバンドと竹の子ニップルのほうが圧に強い気もしますが、とりあえずホースニップルが暫定修理ではなく、十分実用出来る修理方法として使える可能性があることは確認出来ました。


前回のブログと重複しますが、今回の修理で使ったパーツと資材は下記となります。
※価格は購入時の価格です。

清水製作所:SR-13アダプタ:157円

清水製作所:パンチニップル:358円

JB-Weld:JB-Weld:1146円

近所のホムセン:ステンレスバンド:2本で300円程度


パーツのサイズ確認含め、無駄な買い物もしましたが、必要なパーツと資材だけならば、合計2000円以下で修理が出来ました。
純正パワステフルードの購入費用4000円程度をプラスしても、約6000円です。

なお、純正フルードは4L缶で販売されていますが、今回の作業で使用した量は約600ccでしたので、実際に掛かったフルード費用は600円程度ですね。

HONDA:PSF-II:4081円


この状態で暫く様子を見ますが、既にホースも購入済です。


当初の目的は、ホースを原因としてパワステフルード漏れが再発したとき、ホースを簡単に交換出来る仕様とするため、SR-13などを使ったアダプター式にすることでしたから、今回の暫定修理の結果に関係なくホースは交換する予定です。



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