予備検査に行ってきました。
出発前に軽く最終チェックをしたところ、ウォッシャー液が出ない。
また、リアワイパーゴムが炭のように硬化し、フロントワイパーゴムは少し切れている。
検査の予約枠は13時、このチェック時点で10時半。
とりあえず、運輸支局に近い黄色い帽子に寄り、前後ワイパーとウォッシャー液を買おうとしたのですが、こじんまりとした黄色い帽子にはフロントワイパーゴムの在庫がなく、リアのゴムとウォッシャー液のみ購入しました。
11時10分、熊本陸運支局到着。
時間に余裕があるので、各種書類と検査手数料の印紙を購入後、前回書いた愚痴っぽい内容について、窓口で質問してみました。
最初に、「今回構変のための予備検査に来ましたが、電話にてアナウンス頂いた内容が納得出来ないため、明確に回答出来る方をお願いします。」と伝えたためか、年配のとても詳しそうな方に対応して頂くことが出来ました。
「まず、構変の新規検査により車の長さ・幅・高さなどが測定されますが、この実測数値と車庫証明に記載された数値に差があった場合、登録でハネられるというのは本当でしょうか?」
「アナウンス頂いた流れでは、予備検査→車庫証明申請→登録・封印となり、運輸支局に2度足を運ぶことになりますし、その度に休みを取るだけでなく、臨時ナンバーを借りる手間も費用も掛かります。このような手間を掛けさせるのは、熊本運輸支局だけではないのですか?そもそも、このアナウンス自体が間違っているのではないですか?」
質問としては、このような内容。
で、頂いた回答は、
「申し訳御座いません、アナウンス自体が間違っております。車庫証明に記載された数値と実測値を照らし合わせることはなく、車庫証明が発行されておれば、登録には問題御座いません。
オフレコ前提で言ってしまえば、検査部門と登録部門は別ですし、登録時に検査部門の数値や検察管轄の車庫証明の数値など見ていません。」
要約すると、このような内容。
現実として、この時点ではアナウンス通り車庫証明申請はしていませんし、どんなに苦情を言ったところで予備検査しか受けられない状況は変わりません。
「わかりましたが、今後このようなアナウンスミスがないように徹底してください」と伝え、
「ところで、構変新規の予備検査の場合、どのように記載すれば良いですか?」と、代書屋として使わせて頂きました。
あっという間に書類も出来上がり、時間は11時50分。
面倒な書類さえ出来てしまえば、あとは難しいことなどありません。
ちなみに、購入した書類の記載する項目はこんな感じです。
※黄色の部分が記入箇所で、白色は運輸支局側が記載します。
検査表1(継続検査ラインで使う、記録器に通しスタンプ貰う用紙です)
検査表2(新規・構造変更検査ラインで使う用紙です)
OCR用紙(検査証発行、登録のときに使う用紙です)
手数料納付書(印紙を貼る用紙です)
熊本陸運支局の午前中の予定は済みましたので、陸運支局の反対側にある熊本東警察署へ車庫証明申請に行き、警察署の駐車場でウォッシャー液補充とリアワイパーゴムを交換し、近くのコンビニでおにぎりタイム。
予約枠の13:00になったので、再度熊本運輸支局へ向かい、13:05分到着。
入り口から真っ直ぐ突っ切り、空いているマルチテスターの小型1コースに並びました。
ここでは検査官とマルチテスターの指示(電光掲示板)通りに操作するだけで、車から降りるのは最初にボンネットを開けるときの1回目、サイドスリップ検査→速度計検査→ブレーキ検査→光軸検査が終わった後、検査表1を記録器に差し込みスタンプを貰うときの2回目、そして下回り検査後の排ガス検査のためにプローブを差し込み、排ガス検査結果確認後、検査表1を記録器に差し込むときの3回目のみ。
時間としては10分程度で、ぼーーと指示通りに動くだけですから簡単です。
心配していたフロントワイパーゴムやタイロッドエンドブーツに関しては何も指摘もなく、NG判定だったのは光軸のみ。
光軸に関しては、ロービームでNG判定になりましたが、ロービームでNG判定の場合はそのままハイビームでの検査がはじまります。
純正HIDのRF3ですから、ロービーム検査のNG判定は予測してました。
前日の夜、壁にライトをあて、ロービームで水平よりもちょっと下向きに適当に調整しておいたのが良かったのか、ハイビームでの検査は問題なくOK判定でした。
通常の継続検査ラインでの検査終了後、そのまま右折し、1番外側の新規検査ラインに並びます。
ここでも検査官の指示通り、重量測定前にスペアタイヤなどの荷物を降ろし、寸法測定のお手伝いをするだけです。
登録部門と違い検査部門の方はとても優しいので、色々とアドバイスも貰えますし、とても雰囲気が良いので、ユーザー車検は誰でも楽しめると思います。
で、新規検査ラインでもNG判定になったのですが、NG判定項目は、心配していた何の役にも立たない細いプラパイプの仕切りではなく、シートベルトでした。
RF3などの補助席は、右側座席や後部座席がある場合、通路席として見なされるため2点式シートベルトで問題ないのですが、単独として残す場合は3点式のシートベルトでなければならない、とのこと。
そんな基準があることを知りませんでした。
どう対策すれば良いか、検査官に色々と相談しましたが、今出来ることとして定員2名での登録が確実だとの話になり、一旦シートや仕切りを外して再度ラインに並び直したところ、目の前にRF1の構造変更検査を受ける車両が並んでいました。
ちょこっと車内を覗き込むと、同じように定員3名で小型貨物登録を行うようです。
そこで、ドライバーに声を掛け、補助席のシートベルトをどのように対策したかなどのアドバイスを貰い、やはり定員3名を目指すことにしました。
どちらにしろ車庫証明もなく登録も出来ない状況ですし、急ぐ必要もないため、審査保留にして頂き、一旦持ち帰ることにしました。
快く車内を見せて下さり、アドバイスまでして頂きましたRF1の方、情報ありがとう御座いました。
なお、審査保留やNG判定で一旦持ち帰る場合、2週間以内の再検査であれば追加費用は掛かりません。
※無理してちょっとした加工でラインを2回通し、再検査費用を発生させるより、持ち帰ったほうが確実だと思います
新規ラインでの写真撮影中、待ち時間があるので撮影してみました。

ちなみに、審査保留で持ち帰った書類は、こんな状態です。
検査表1(スタンプラリー完走で継続ラインでの検査OK)

検査表2(補助席を外し定員2名で登録しようか悩んだため落書き多め)

今回のユーザー車検行ってきましたで掛かった費用
・各種検査用紙(新規・構造変更用4枚) : 70円
・新規・構変検査手数料(印紙) : 2000円
・車庫証明申請手数料 : 2750円
・臨時ナンバー発行手数料 : 750円
・ワイパーゴム(リア) : 780円
・ウォッシャー液 : 198円
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