前回GUIの設定で躓いたので、素直にCUIで設定してみました。
CUIに関しては、ある程度の環境がイメージ出来ていれば、あとはコマンドと操作を覚えるだけですので、それほど難しくはありません。
ところが、コマンドに対し、素直な反応をしてくれない場合の対処が面倒な時がありました。
そんなときに、GUIで操作/管理出来るER-Xは頼もしいですね。
操作に慣れるまではミスも多いですし、訳わからなくなったときには、設定画面下「System」タブ内の「Reset to Default」「Back Up Config」「Restore Config」などでGUIの操作が便利です。
設定状況のバージョン管理が楽に出来るので、設定前にバックアップを取得しておき、失敗したらリストアするなどの処理が出来ますから、ちょっとしたお遊び設定も気軽に挑戦出来ますね。
なお、前記の「コマンドに対し、素直な反応をしてくれない」例ですが、これはEdgeRouterX v2.0.0 だけの振る舞いかもしれません。
詳細な調査をした訳ではありませんが、v2.0.0のCUIでUSERを作成した場合、大文字が使えなかったり、単純な文字列では駄目だったりと、ルールや制限があり、その意図しないルール違反がCommit時点でしかわからず、そうなるとrootでdeleteしたり、それでもゴミが残るConfigから不要な設定を削除するなどの処理が必要でした。
また、DHCPのクライアントに対する固定IP設定に関しても、素直な反応をしてくれないことがありました。
しかし、GUIからの設定では、このような制限は感じられず、好きな文字列で素直に反応してくれます。
ER-Xをイジってまだ1日の素人意見ですので、あまり参考にはならないと思いますが、「状況確認含めた管理系」と「User設定」と「DHCPのstatic設定」はGUI、それ以外の設定に関してはCUIで設定する方が、楽だけでなく利便性も高くなると思いますので、その方針で設定を進めることにします。
では、はじめましょう。
1.ユーザー作成/管理画面
ER-Xのeth0ポートに管理PCを接続し、ブラウザで「192.168.1.1」を入力すると、ログイン画面が表示されます。
ここに、初期ユーザー「ubnt pass:ubnt」と入力しログインすると、「Basic Setup」ウィザード画面が表示されますが、ここは「NO」を選択します。
「Users」タブを選択し、「Add User」ボタンより、新規ユーザーを作成します。
新規ユーザー作成後、一旦ログアウトし、新規ユーザーで再ログイン後、初期ユーザーを削除しておきます。
ちなみに、「Reset to Default」「Back Up Config」「Restore Config」などの操作は、左下の「System」より行います。
以上で、ユーザー作成、CUI設定の準備が完了です。
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