動く避難所ステップワゴンの車検時期なので点検をしたところ、高圧側パワステホースからオイル滲みが再発していました。
以前中古パーツに交換したのですが、それから約2年程度でオイル漏れ再発です。
このあたりの弱点とも言えるポイントは、素性がはっきりしない中古パーツを使うと結果的に高くつく典型的失敗例ですね。
まだ滲み程度なので、清掃すれば車検は通せるレベルだと思ったのですが、以前ホースバンドで暫定的に対策したことを思い出し、同様の対策をしたところ、滲みから漏れへ…。
Eng掛けただけでポタポタと漏れ、ハンドルを切ると吹き出すレベルになってしまいました。
WEBを検索したところ、高圧側パワステホースをセメダインスーパーXGで修理した情報がありましたので、早速試したみたのですが、まったく改善せず。
セメダインスーパーXG塗布後、自己融着テープでぐるぐる巻きにしても駄目…。
残念ながら、パーツ交換以外の対応は難しい状態にまで悪化してしまいました。
約25000円程度のパーツ代で修理することは可能ですが、単純に純正パーツを交換するだけの作業には面白味を感じないので、今回は再発時の対策が楽に行えること、そして格安で修理出来ることを目指してみます。
※パーツNo:53713-S7S-901
まずは、情報収集です。
セメダインスーパー+融着テープぐるぐる巻き状態から、

融着テープを剥がし、ホースをカット。
※テープで巻いたボンド跡が残っていますが、コレは放置します。

ホース内径を確認します。(約7.9mm)

次に、パワステポンプとホースを繋ぐフィッティング部分の測定のため、カシメ部分をグラインダーでカットしました。
ホース内に入る竹の子状のパイプの太さを測定したところ、約10mm。
ホース手前(ポンプ側)の太くなっている部分が、約16mm。

この修理で改善しなかった場合、ホースごと交換する必要があります。
このため、ホース下側の測定も行ったところ、太い部分が約16mm、カシメ部分の太さや形状から、ホース内には約10mmのパイプが入っていて、寸法・仕組み共にポンプ側と似た状態が想像出来ます。

これらの情報から、下記のパーツを発注してみました。
※サイズ確認用として、実際には使用しない可能性のあるパーツも含まれます。清水製作所:
パンチニップル
竹の子ニップル
SR-13異径アダプタ
SR-13アダプタ x 2
SR-13R2(異径)アダプタ
ホースバンド(16-32)
ホースバンド(13-27)
これらのパーツで改善しない場合、下側も異径アダプターを組み、下記のホースを使う予定です。
横浜ゴム:レベックス SWP140 9(両端金具1004)
※ジョイント部分で短くなる分を考え使用するホースは820mm程度を予定。
なお、一般的に溶接/ロウ付け作業が必要となるアダプターを、今回は接着剤で接着します。横浜ゴム:レベックス SWP140 9(両端金具1004)
※ジョイント部分で短くなる分を考え使用するホースは820mm程度を予定。
明らかに強度不足の場合は素直にロウ付けしますが、強度不足の場合でも、アダプターが完全に外れてパワステフルードを吹く前に、ホースの竹の子ニップル部分から滲んでくると予測しています。
使う接着剤の候補とロウ付け材は下記を予定していますが、バーナーなどの機材を持っていない場合、素直にラジエター屋さんなどにロウ付けのみ依頼する方が良いかもしれません。
セメダイン:メタルロック
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